Radeon HD 2600XT
RV630 ベースの古いモデルである Radeon HD 2600 XT は、直接のライバルである Nvidia GeForce 8600 GT に対して圧倒的なアドバンテージを提供できませんでした。
一方、ATI Radeon HD 2600 はビデオ再生において卓越したマスターであることが証明されました。専用の UVD デコーダの存在により、このハードウェアは、エントロピー コーディング (CABAC および CAVLC) での作業を含む、H.264 や VC-1 などの HD フォーマットのデコードのすべての段階をサポートし、高画質のビデオ アダプタ ベースをサポートします。 RV630 では、当然のことながら「マルチメディア システムに最適なグラフィックス カード」の称号を獲得しました。したがって、ATI Radeon HD 2600 の人気の高さはあらかじめ決まっていました。
しかし、マルチメディア システム用のグラフィックス カードは、さまざまな形式のビデオをデコードする機能に加えて、経済的、コンパクト、静音など、他の多くの要件も満たさなければなりません。 Radeon HD 2600 XT で効率の面ではすべてがうまくいっていましたが、コンパクトさの点ではすべてがバラ色とはほど遠いことが判明しました。プリント基板のリファレンス設計は非常に面倒であることが判明しました。
仕様 ATI Radeon HD 2600 XT
名前 | Radeon HD 2600XT |
コア | RV630 |
プロセス技術 (µm) | 0.065 |
トランジスタ (百万) | 390 |
コア周波数 | 800 |
メモリ周波数 (DDR) | 700(1400) |
バスとメモリの種類 | GDDR3 128 ビット |
帯域幅 (Gb/秒) | 22,4 |
統合されたシェーダー ブロック | 120 |
統合されたシェーダー ユニットの頻度 | 800 |
コンベアあたりのTMU | 8(合計) |
ROP | 4 |
クロックあたりのテクスチャ | 8 |
パスごとのテクスチャ | 8 |
シェーダー モデル | 4.0 |
フィルレート (Mpix/秒) | 3200 |
充填率 (Mtex/秒) | 6400 |
DirectXの | 10.0 |
アンチエイリアシング (最大) | MS-24x |
異方性フィルタリング (最大) | 16倍の品質 |
メモリ容量 | 256/512 |
インターフェース | PCI-E/AGP |
RAMDAC | 2x400 |